かつて私が生まれ育った岡山市内には、田んぼがたくさんありました。
のどかな風景に大きな市道がつくられ、区画整理され出したころ、
アパート、スーパー、ドラッグストアなどが建設され
新しい街に生まれ変わる瞬間にワクワクしながらも、
変わっていく故郷の風景に寂しいような複雑な気持ちになりました。
こうして新しくできた建物がやがて古びてしまえば
この街はどうなるんだろう。
私の父をはじめ、アパートを建てた農家の方々が
物件が古くなって空室で困っていたら助けてあげたいな。
そんな想いをかかえながら、不動産業を生業として過ごす中、
出会ったのが「リノベーション」という考え方でした。
築30年、40年と経った住まいが、オシャレになってよみがえる。
1軒の中古アパートがカフェに変身して、
その周りにケーキ屋さん、美容室、雑貨屋さんが集まってくる。
やがて魅力あふれる小さな街ができる。
住む人も大家さんも利用する人もよろこぶ
リノベーションなら、ピカピカでいつか古くなるのではなく、
古いものを活かして、みんながずっとハッピーでいられるはず。
so goodはリノベーションを通じて、暮らしのいいね!をお届けいたします。
so good 代表 西村 文子